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悲しい結末…

昨年の11月に、認知症の妻(80歳)を絞殺した男性(85歳)に判決が言い渡されました。

「懲役3年、執行猶予5年…」

その男性は病院で大腸がんの疑いを指摘されたようで、認知症の妻を一人残して自分だけ死ねないという思いがあったようです。

もちろんいかなる理由でも殺人など起こしてはなりません。しかし、私にはこの気持ちを非難できません…。

私は介護業界に長くいるので、ある程度認知症になったあとの生活を予測することができます。しかし全く知らない方にとっては、それはそれは先のことが不安だったと思います。

子供も事故で亡くされ、自分までいなくなったら…、ただただ妻のことが心配でならない。そこに「愛情」が見えるだけに、本当に悲しく切ない気持ちになります。苦しんで苦しんだ末の犯行だったのでしょう。

殺人は絶対に「罪」なことです。しかし老後に病気を患ったときに、先が不安で「死」を選ばなければならない社会自体が最も「罪」なのかもしれません。

これからは独居や夫婦だけで生活しているお年寄りがますます増えていきます。「先進国」と呼ぶにふさわしい福祉国家であって欲しいものです。。。

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